年末年始の大掃除シーズンを控え、また年度末の完工を控え、キッチン周りの収納家具を探しにこられるお客様が増えてきました。。。そこで今回は、機能とデザイン性を両立させたアイテムのご紹介と、あなたにぴったりなキッチンボードの選び方・探し方を特集してみたいと思います！

あなたにぴったり！キッチンボードの選び方！！

　設置場所の検討

　まずは設置場所を決め、設置場所の寸法を測りましょう。ここで注意しなければいけないのが、キッチンボードと周囲の兼ね合いです。キッチンボードを置くことで、使いにくくなってしまう物はないか？またはキッチンボードそのもののサイズを制限するものはないか？などは最低限抑えておくポイントです。

　例えば、アパートやマンションでは、すでに備え付けの吊り棚があったり、設置したい壁面に梁が天井より下に出てきてしまっているという状況が稀にあり、これら吊り棚や梁によって設置できるキッチンボードの高さが制限されるのです。よって、高さの採寸では天井高さではなく、設置する場所の高さを計る必要があります。
　また、壁からキッチンカウンターまでの距離や扉の有無、冷蔵庫との位置関係なども注意が必要です。

　もう一つ、壁のコンセントやスイッチはどこの位置にあるのか？もきちんと確認しましょう。もしコンセントが隠れてしまう場合でも、キッチンボード本体にコンセントが設置されている商品がほとんどなので、家具本体のコンセントを利用すれば壁面のコンセントを持ち出すことが可能です。
　また、その商品のオプションで、バックボード(背板)の穴開け加工が可能な商品もあるので、事前にしっかり計画することでご自宅のスイッチやコンセントをそのままお使いいただけます。

　キッチンボードに収納したい電化製品の仕様確認

　炊飯器、ポット、電子レンジ・・・キッチンボードに収納したい家電のサイズなどの仕様は要チェックポイントです。

　例えば、人気のスチームオーブンレンジ｢ウォーターオーブン　ヘルシオ｣。こちらはサイズが一般的な電子レンジと比べて大きいのです。特に注意が必要なのは奥行きで、｢ヘルシオ｣は最大で510mmの奥行きがあります。よってキッチンボードの奥行きは最低でも550mmはないと「ヘルシオ」が飛び出てしまいます。収納したい家電の種類・数・サイズはあらかじめチェックしておきましょう。

　この「ヘルシオ」や炊飯器などは調理の途中に蒸気がでます。この蒸気には食べ物の成分も含まれるため、家具表面の汚れや水分による木部の変形などの原因になります。これに対応するため、蒸気や熱をこもらせずに放出することができるスチームリムーバーをオプションで取り付けたり、スライドテーブル付きのタイプを選び、家電を使うときはスライドテーブルを引き出して使う、というようにすれば通気性を確保でき、キッチンボードを清潔に、安全にお使い頂けます。

　そして、引出タイプのキッチンボードは、収納した物が一目で見えてとても便利ですよね。一般的な引出は、全てを引き出すことができなく、収納に無駄が出てしまいます。ですが、奥行きいっぱいまで引き出せ、無駄なく収納できるタイプの物もあります。また、下の写真のように、引出内にきれいに収納できるようなオプションもありますよ。

間仕切りセット	皿仕切りセット	カトラリートレー

　引出だけではなく、上部のスペースも製品によって差が出てきます。ダボ穴（棚板受けの金具穴）が多いほど、隙間を有効に活用することができるため、より多くの物を収納することができます。スペースの有効活用になるのです。

　こだわりの設計があるキッチンボードを選びましょう。

　キッチンは毎日使うものですね。お皿やコップなどの出し入れも日常です。キッチンボードの扉や引出の開け閉めをする回数は、毎日の積み重ねで何万回にも達します。これだけ頻繁に開け閉めするものだと、耐久性が気になるところです。。。

　例えば、扉を固定し、開閉できるようにするスライドヒンジ。普段注目される部分ではありませんが、前述の目一杯引き出せる引出に用いられるスライドレールと同様に、重要な役割を果たす金物です。このスライドヒンジにもこだわり、世界トップクラスの品質を誇るドイツはBlum社のスライドヒンジを使用しているキッチンボードは、長寿命・高品質を期待できるでしょう。

　そして、引出にもこだわりを。うっかり強い力で引出を閉めてしまい、ガチャン！と大きい音が出てしまうのがストレスに感じたことはりませんか？これを軽減するサイレントレールというスライドレールがあります。 ドイツはHettich社製のサイレントレールは、ゆっくり吸い込まれるようにスムーズに開け閉めをすることができます。 横からのショックにも強く引出が外れたりすることがありません。このスライドレールにより快適に引出をお使いいただけます。

　ラヴファミリーでは引出に10年保証がついている商品をお奨めしています。通常使用よりも厳しい条件での耐久試験をクリアした引出は、万が一壊れたとしても交換、または修理してもらえます。

　キッチンボードはとても大きな家具です。もしものときに備え、割れ物が多いキッチンでの被害を防ぐために、ラヴファミリーでは耐震対策が施されている商品をお奨めします。耐震器具は見た目が悪い・・・とお思いではないですか？特殊構造の見た目にもすっきりしたタイプの耐震器具があり、サイズバリエーションも豊富で幅や高さに合わせてオーダーすることができるのです。耐震性能とデザイン性を両立することができます。

転倒防止用耐震器具	耐震ロック

　どのような雰囲気にしたいかを決めましょう。

　キッチンボードは様々な材質、色目の物があります。扉・前板が無垢材でできているもの、鏡面仕上げでつるっとした印象のもの、逆に艶なしのもの。 ラヴファミリーイチオシのシンプル&モダンなキッチンボードを一部ご紹介いたします！

	＜PQシリーズ＞ 最高級プレミアムシリーズ「PQ」。まばゆいたたずまいと飽きのこない機能的なデザイン。引出内部も木目調の内装を施すなどグレード感を高める仕様。 広めのキッチンやタイル貼りのキッチンなど、ハイエンドな空間にマッチするシリーズです。
	＜URシリーズ＞ シンプルで美しく、シャープに魅せながらやわらかい印象を放つ。扉のカラーは様々な個性を放つ60色の中からオーダーできます。 シンプルモダンでは満足できない個性派にはこのシリーズ。北欧風やトラッドジャパニーズな雰囲気を作ることができます。
	＜TCシリーズ＞ 素材感にこだわった美しい木目調の食器棚。上質で落ち着きのあるキッチン空間を演出します。表面はキズや汚れに強く、メンテナンスに優れています。 天然木フローリングの空間や、梁むき出しのデザインの空間など、ナチュラル感漂う空間にぴったりのシリーズ。
	＜GSシリーズ＞ 奥行寸法40cmの薄型設計。限られたキッチンスペースでの作業動線を最大限に活用できるため、アパートのキッチン収納や壁面収納として威力を発揮します。

　扉の開き方や、材質、色目。収納できる量や、使い方。なかなか全ての事をご自分で検討するのは難しいですよね。
　そんな時は、お気軽にスタッフまでご相談ください！お客さまのライフスタイルにぴったりのキッチンボードをお探しいたします！！

他にもあります！ラヴファミリーオススメキッチンボード

	オーク無垢材・突板を用いたナチュラル志向のキッチンボード。オイル仕上げなので素材感はそのまま活かされています。上台の扉は板戸とガラス戸が選べます。 ▼サイズ展開 ・W700xD500xH1850 ・W1200xD500xH1850 ・W1400xD500xH1850
	姉妹品にダイニングテーブルなどもある人気シリーズのキッチンボード。材種をブラックチェリー、ウォールナット、ハードメープル、レッドオーク、ビーチ、アルダーの6種類から選べます。木の素材感を大切にしたデザインで、丸い取っ手もかわいらしい。写真はブラックチェリー仕様。 ▼サイズ展開 ・W850xD450xH1800 ・W1200xD450xH1800
	アルダー無垢材・突板を用いたさわやかな赤みが美しいキッチンボード。家電などを配置できるカウンタータイプと全面収納仕様のタイプがあり、全面収納仕様にはカトラリートレーが付属します。同じデザインで、ウォールナット材を用いた仕様もあります。 ▼サイズ展開 ・W845xD445xH1760 ・W1260xD445xH1760(カウンタータイプのみ)

　食器類、デザインキッチン家電、スタイリッシュなごみ箱、サイドワゴンなども多数取り扱いがございますので、ぜひ一度ご来店下さい！！