皆様こんにちは!9月に入り、朝晩は随分涼しくなっていますね。
暑かった夏が終わり、秋の気配はもう間近です。
ラヴファミリーでは、9月9日(土)より『オータムフェア』を開催します!
今回のフェアでは、岐阜エリアで初めて...
『Lif/Lin-リフリン-』のリネンカーテンを一挙に展示!!
実際の仕上がりをイメージしながら、ゆっくりご覧いただけます。
リネンの生地を通して、室内にやわらかな陽の光りを入れてみませんか?
Lif/Linについて、詳しくはこちらのスタッフブログをご覧ください!
また、好評につき『豆皿フェア』も同時開催致します。
どんな作家さんが、どんな豆皿を作って届けてくださったのか...
今回は、3人の作家さんをご紹介させていただきます。
豆皿は、その小さなサイズ故に、様々な色・形・バリエーションが豊富な器です。
前回の豆皿フェアの時もそうですが、今回も彩り豊かで、絵柄も個性的で楽しいです!
個々の作家さんの想像力というか...世界観の違い(個性)に本当に魅了されます。
川合 孝知(かわい たかとも)さん
九谷焼の作家、川合孝知さん。
九谷焼の特徴は、「呉須(ごす)」とよばれる藍青色で線描きし、
「五彩」とよばれる、赤・黄・緑・紫・紺青の5色での絵の具を厚く盛り上げて塗る彩法です。
絵柄は山水、花鳥、など絵画的で大胆な上絵付けがなされており、力強い印象を与えます。
川合さんは、使い手の声に耳を傾け、自己満足ではない普段使いの九谷焼を創作されています。
「ただ線を描いただけでもその人の性格が出るから、無理をしてはだめ」と、
作品づくりでは、自分に合った等身大の絵を自然体で描くことを心がけていらっしゃいます。
今回届いた豆皿作品には、トマトやにんじんなどの野菜から、トリやネコなどの動物。
それらを囲む自然の風景が色とりどりに描かれています。
生活に溶け込むカラフルな配色のうつわたちが食卓を楽しく彩ります。
野口 あき子(のぐち あきこ)さん
花と小鳥とだるまをモチーフにした絵柄の作品を届けてくださいました。
Hana(右下)は、トルコブルーを刷毛で飛ばし、使い古した感を演出した表情豊かな角皿です。
可愛くなりがちな花模様が、ぐっとクールでシャープな印象になっています。
こちらは、Hanaをベースに、色を加えられたもの。
「いつもは引き算を心がけていらっしゃるHanaも、熱帯をイメージして色を盛り込んでみました」とのこと。
定番で作られているモチーフ、だるまシリーズの、夏色バージョンだそうです。
水色や黄緑といった寒色系の明るいカラーが、涼しげですね!
守崎 正洋(もりさき まさひろ)さん
京都の嵯峨野で作陶されている守崎さん。前回ラヴファミリーで開催した豆皿展にも、参加してくださった人気の作家さんです。
守崎さんは、釉薬(うわぐすりとも言われる)により彩色をされた食器を専門に作られています。
釉薬に関して高い知識をお持ちの守崎さんが作られる焼き物は、様々な釉薬がかけられ、。
辰砂釉や天目釉、乳白釉、あるいは青磁釉など、どれを見ても、綺麗に発色しています。
もちろん、全ての釉薬は守崎さん自らが調合されたオリジナルのものだそうです。
「釉薬の発色は、窯によってぜんぜん違ってきます。電気窯で焼く場合とガス窯で焼く場合で違うのは当たり前で、同じ電気窯でも異なる窯で焼くと、発色が違って出てくる。窯の焼き方でも変わってきます。」と、話されています。
また、絵付けを施された飾り皿のような器ではなく、食器本来の使命を兼ね備えた、
あくまでも料理を引き立たせる控えめな加色、それでいて美しい発色の器を作られています。
それは、「主役の料理が栄えるような器を作っていきたい」というコンセプトがあるからだそうです。
釉薬の色つやは一皿ずつ異なり、家族の人数分を揃えて持っていたくなる豆皿です、
料理を主役として捉えた作陶の姿勢などを知ると、より一層長く愛着を持って使えそうだなと思います。
飾っておいても素敵な豆皿は、ギフトとしてプレゼントするのもオススメです。
今回ご紹介の作家さん以外にも、たくさんの作家さんの作品が届いています。
まだまだ『豆皿フェア』も始まったばかり。
今後のスタッフブログにて、少しずつご紹介していく予定でいます。お楽しみに!
ご家族様・ご友人様とご一緒に、是非ゆっくりとご覧になってみてください。
皆様のご来店、心よりお待ちしております。
staff tsuchiya